進路室

進路実現―なれる自分をつくる―

就職活動計画

これから就職先を決めて卒業するまで「いつ、どんなことをするのか」、具体的なスケジュールを確認しましょう。

  • 4月

    進路希望調査票を担任に提出

  • 5月

    昨年度の求人票で会社を研究

  • 6月

    校外ガイダンス等で面接・履歴書指導 (機械科・電気情報科)

  • 7月

    求人受付開始
    校内就職ガイダンスで模擬面接指導の開始 (福祉科・普通科)
    三者面談 (この時期までに進路を決める)
    進路推薦会議 (31日)

  • 8月

    履歴書作成 (心を込めて丁寧に書こう)
    応募書類の完成

  • 9月

    就職試験開始 (16日~)
    内定通知 (遅くとも試験後2週間で通知が届くので冷静に待とう)

  • 10月

    2次募集開始 (1次試験に失敗した人が再度応募書類を作成)

就職に関する注意事項

  1. 就職指導に関する内規をよく読むこと。(本誌に掲載) (企業の重複受験は出来ません。)
  2. 進路推薦会議で学校推薦が決定したら、就職推薦願(本誌に掲載)を提出すること。
  3. 受験終了後、速やかに受験報告書を提出すること。
  4. 内定通知をもらったらすぐに就職承諾書 (本誌に掲載) を提出し、必ずその企業に就職しなければなりません。

一般企業の採用試験について

企業によって多少の違いがありますが、一般的には、面接試験、学科試験、作文試験、適性検査などが実施されます。
求人票に明示されているので確認しましょう。

  1. 面接試験
    就職試験では面接試験の占めるウェイトは大きい(詳細は後段で)。
  2. 学科試験
    一般常識、国語、数学、社会、英語などが行われるが、最近の出題傾向をみると、教科別に出題する会社は減っており、一般常識、総合問題というような基礎強化を組み合わせた形で出題する会社が増えています。
  3. 作文問題
    作文は書かれた内容により文章力・構成力・思考力が、誤字・脱字により国語力が、筆跡により丁寧・粗雑等の性格が判定される。
  4. 適性検査
    適性には、A.知的能力検査 (どんな作業に向くのかの検査)、B.職業適性検査 (どんな職業に向くのかの検査)、C.性格検査などがある。
    Aには、SPI検査など
    Bには、一般職業適性検査
    Cには、クレペリン検査、YG検査など。

面接試験にそなえて

面接試験は、直接試験官が受験者を観察して、その人物の総合評価をすることが出来るので採用試験の方法の中で、最も重要な要素となっています。

面接の流れとマナー

  1. 大きな流れをつかむ
    面接では、第一印象、態度、マナー、言葉づかいなどの面からも人柄を判断されるのでおろそかには出来ません。そのためには、動作の細かいところに気を使いすぎると動作が不自然になるので、まず面接の大きな流れをつかもう。
  2. 基本動作を体に覚えこませる
    マナーばかりに気を取られていると面接の肝心の所で普段の自分を発揮できなくなります。マナーや基本動作は早くから何度も練習して、徹底的に体に覚えこませることだ。考えなくても自然に動作が出来るようにしましょう。
  3. 心を込めて面接に臨む
    会社に入ったら、全て試験場と心得ましょう。受付の人、廊下を通る人すべてが試験官と心得えて、とにかく心を込めて面接に臨みましょう。

進学活動計画

これから進学先を決めて卒業するまで「いつ、どんなことをするのか」、具体的なスケジュールを確認しましょう。

  • 4月

    自分の将来の夢を実現する学校や学部学科を研究
    進路希望調査票を担任に提出

  • 5月

    オープンキャンパスへの参加 (3校以上見学し比較検討)

  • 6月

    校外ガイダンスへの参加 (3校以上説明を聞き比較検討)

  • 7月

    三者面談 (この時期までに進路を決める)
    進路推薦会議 (31日)

  • 8月

    小論文対策
    模擬面接指導開始

  • 9月

    専門学校推薦書類の応募書類完成

  • 10月

    専門学校の推薦入試開始
    大学・短期大学推薦入試の応募書類完成

  • 11月

    大学・短期大学の推薦入試開始

  • 1月

    大学入学共通テスト
    私大 一般入試~ (3月末迄)

  • 2月

    国公立大学 前期日程

  • 3月

    国公立大学 後期日程

進学に関する注意事項

  1. 推薦入試の重複受験は出来ません (併願可能の学校を除く)。
  2. 受験終了後、速やかに受験報告書を提出すること。
  3. 合格通知をもらったら、期間内に入学手続き (納入金等)を行うこと。

推薦入試のポイント

推薦入試を希望する学校に提出される書類には、3年の1学期までの成績が記載されます。つまりこの時期までの成績 (評定の平均) が、希望校の推薦基準 (評定平均値) を上回らなければならないのです。この推薦基準はギリギリでクリアするのではなく、余裕を持って達成することが合格への近道です。まだ最後の定期試験が控えています。精一杯努力し、自分自身の夢を実現するための希望校を受験してほしいものです。

  1. 進路の決定
    7月の面談までにおおよその目標を定めておくことが大切です。受験勉強はまだ追い込みがきく時期です。当面、1学期の期末考査まで全力を傾けましょう。
  2. 評定平均値の算出
    1学期の成績が出たら、自分の評定平均値を計算してみましょう。分からないときや正確に知りたいときは、担任の先生に相談しましょう。
  3. 志望校の選定
    自分の将来の希望や、経済的・地理的条件なども考慮したうえで、推薦基準を満たし、合格する可能性がある学校を 3~4 校リストアップしてみましょう。
  4. 志望校の決定と出願
    指定校制の推薦入試は、校内選考をパスしなければ受けられません。志望校の決定に際しては、担任や家族の人ともよく相談し、あとで後悔しないようにしましょう。
  5. 試験対策の仕上げ
    受験する学校の入試科目に重点を絞って最後まで努力しましょう。

ページトップ