


暑い日が続いています。生徒は暑さに負けず課外に取り組んでいます。夏課外は普段の授業ではできないような授業が行われています。例えば、2年生文系の化学基礎では銅と亜鉛、希硫酸を使って電池を作る実験を行なっていました。先生に知識を教えられるだけでなく、実際に電池を作り、変化の様子を見ることで、より理解が深まっているように思いました。1・2年生はこのように、夏課外ならではのゆとりのある授業が行われているものもあります。3年生は受験に向け、模試や共通テストの対策が行われています。
普段より早く授業が終わるため3年生を中心に放課後の時間で自習や質問をしたり、伸ばしたい教科の個人添削を行なってもらったりしています。やらされる勉強ではなく、自ら考え自主的な勉強ができています。共通テストまで半年を切っています。目標を達成するために、今やるべき事をしっかりと考え、良い結果を追い求めていきましょう。
また、1・2年生は課題研究のブラッシュアップを目的とし現役大学生2人のお話を聞く時間を設けました。実際に彼女たちが高校時代に行った活動や、課題に対してのアプローチの仕方などを生徒たちは聞いていました。実際にやってみることの大切さや、失敗してもいいということに気づけたのではないでしょうか。8月末と11月には外部の方への発表を予定しています。今までとは違う新しい視点を取り入れながら今後の課題研究を進め、発表して欲しいと思います。
今回、大学生のお話を聞いて大学入試だけでなく、大学生に求められる力も変化しているように思いました。偏差値を上げること、勉強ができることは当然大切ですが、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力、自ら考え活動する力など様々な力が必要だと感じました。これらの力は働き出した時に必要になってくるものだと思います。課題研究を通して、5教科の勉強では身につけることが難しい力を身につけてほしいものです。