特進通信 vol.14 1年生の課題研究とグリーンランド

2022.05.25 特進通信

 新年度が始まり、もう2ヶ月が経とうとしています。
1年生はすっかり高校生活にも慣れ授業中は真剣に学習し、また休み時間は和気藹々とした姿が多く見られます。入学したばかりの1年生を見ていると2年生は去年と比べるとやはり成長を感じます。挨拶の仕方や掃除の仕方、小テストの点数など、かなりよくなってきています。3年生は受験生としての意識がより強くなったと感じます。放課後遅くまで残って勉強をする生徒や、「もっと早く勉強してればよかった」と言っている生徒もいました。

 昨年度に引き続き今年度も特進コースでは勉強はもちろんですが、課題研究にも力を入れていきます。1年生は初めてなのでテーマ決めや、実際の活動がうまくいかないのではないかと少し不安もありました。しかし、テーマもすぐに決まりとても活発に活動をしています。「授業でわからない問題を当てられた時の不安を解消したい」という身近な課題をテーマに設定し、自分の意志を表すボックスを作成しています。「赤はわからない」、「黄色は微妙」、「青はわかる」というように工夫を凝らしています。実際に使い始めている授業もあり、新たな課題もでてきているようです。学年の壁を越えて、生徒同士で意見を交換しながらより良い課題研究にして欲しいです。

 さて、5月は歓迎行事でグリーンランドに行きました。今年度の新たな試みでもあり、どの学年も初めての歓迎行事となりました。この日だけは勉強を忘れ思いっきり楽しむことができたのではないでしょうか。クラスメートだけでなく、中学時代の友達と一緒にアトラクションを回ったり、普段では考えられないような格好をしたり、「フリーパス代の元を取るんだ」と意気込んでいる生徒もいました。勉強をし続けるよりも適度な息抜きをしながら勉強する方が効率がいいと思います。今回の歓迎行事はいい息抜きになったと思います。

 人の成長は目に見えにくいものです。自分であったり、いつもそばにいる人では成長がはっきりとはわかりません。後ろを振り向いた時に、前の自分より少しでも高い位置にいることができればそれでいいのではないかと思います。しかし、その少しがとても大変です。高い位置に行くために今の自分に何ができるか、何をしなければならないかを考えながら学校生活を送って欲しいと思います。私たち教員も日々の反省を活かし成長できるよう頑張っていきたいと思います。

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