特進通信 vol.11

2022.02.25 特進通信

 先月号でも触れていましが,今月は「マイプロジェクト熊本summit」がオンラインで開催されました。有明高校特進コースからは、7名の生徒が参加しました。普段の研究の成果を発表し、その姿はとても堂々としたものでした。

 今年度から特進コースでは課題研究のやり方を見直しました。今までは「バイオプラスチック」など社会への必要性が大きいものが研究テーマになり、高校生ができる範囲を超えていました。そのため、生徒も調べるだけで終わってしまい、具体的な行動の少なさが課題でした。それを自分の疑問に思うことや、身の周りで解決したいことをテーマにし、"実際に行動する"ことを大切にしました。その結果、課題研究の時間が生徒にとってより充実するものになったと思います。

 短い時間での研究・準備でしたが、有高生の発表は他の高校生に引けを取らないものだったと思います。"プレゼンの仕方"や、"課題設定の着眼点"など様々なことを評価していただきました。また、普段とは違った視点のアドバイスもたくさんいただきました。今回の発表を通して生徒たちは自信がついたのではないでしょうか。「全国summitに出場したい」などの声も聴きました。外部の方へ発表したり、他の高校生の発表を見たりする機会はそれほど多くはありません。今回学んだことをこれからの研究に活かすだけでなく、出場できなかった他の生徒へ良い影響を与えてほしいものです。
 課題研究を通して将来の目標が決まったり,勉強へのモチベーションが上がったりと,良い影響が多く見られます.5教科の勉強はもちろん大切ですが,課題研究を通して自分を見つめ直し,将来を良いものにしていきましょう!

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